| ローマ皇帝の経済政策 |
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ローマ皇帝の最大の関心事は、百万都市ローマへいかにして主食の小麦の供給を絶やさずに続けていくかだった。「パンとサーカス」あってのローマ帝国の統治。パンが作れなければお話にならない。
第二代皇帝ティベリウスも小麦供給に気を配っていた。 次のカリグラス王は悪名高いが、経済政策では小麦輸送船の損害を補償するなど、小麦安定供給政策を継承した。 クラウディウスも小麦輸入に支障がないよう、オスティア港の改良工事を決行している。 こうした歴代皇帝の政策が、ローマで一度も「パン寄こせ」デモを引き起こさなかった秘密である。 暴君ネロも、経済ブレーンにキケロ(?)がついたおかげで、国庫の一本化と通貨の改革という、その後長く受け継がれる経済政策を打ち出した。ただ、間接税全廃だけは継承されなかった。 |