13世紀初頭から16世紀前半まで約300年間、北インドのデリーを中心に興った5つのイスラム王朝の総称。
インドのイスラム化を決定付けた点で重要。
また、ムガール朝の諸制度の多くもこの時代に由来する。
「パターン 〔アフガン系種族の名〕 諸王朝」と呼ばれることもあったが、アフガン系種族によって開かれたのは5王朝のうち最後のロディー朝だけで、それ以外は全てトルコ系なので、この名称は適当でない。
- 1206〜1290 奴隷王朝
- 1206
- ゴール朝の部将クトゥブッディーン・アイバクが独立。
- 1210
- その奴隷イレトゥミシュがデリーでスルタンを称し、デリー・スルタン朝時代300年の幕を開く。
- 1290〜1320 ハルジー朝
- 1296〜1316 アラー・ウッディーン
- ハルジー朝の最盛期。
部将マリク・カーフールを派遣して大規模な南インド遠征を実施。
- 1310 マリク・カーフールによる南インド討伐
- デリー・スルタン朝として初めての本格的な南インド遠征。
- 1320〜1413 トゥグルク朝
- 1323
- ハルジー朝に続く2回目の南インド征討。
- 14世紀末
- ティムールの侵入で衰える。
- 1414〜1451 サイイド朝
- 1451〜1526 ロディー朝
- 1526 パーニーパットの戦い
- ムガール朝のバーブルに敗れ、滅亡。
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