モン族
Mon
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 アウストロアジア系民族。ミャンマーでは「タライン」族と呼ばれる。

〔系統〕 アウストロアジア語族/モン・クメール諸族に属す

〔使用言語〕 モン語

〔分布地〕 ミャンマー、タイの沿岸地方

〔生業〕 農耕

〔属する宗教〕 上座部仏教

 かつてはクメール人と共に下ミャンマー、タイ、マレー半島北部に幅広く分布。
 古代からいち早くインド系文化を受容、独自の文字(南インド系)を用いる高度の文明を発展させた。インドシナに多くの王国を形成して栄え、文字、上座部仏教、美術などで他民族に大きな影響を与えた。
 その後ビルマ族、タイ族の南下に圧迫され、現在は少数民族としてミャンマー、タイの沿岸地方に残存。

紀元前後?
 クメール族と一緒にインドシナの平地を占領し、早くからインド文化の影響を受け、文明化。

7世紀以降国家を建設

7〜8世紀  ドヴァーラヴァティー国
 チャオプラヤー(メナム)川下流

8〜13世紀  ハリプンジャヤ国
 チャオプラヤー川上流

9〜11世紀  ハンサーヴァティー国
 ペグー中心

9〜11世紀  スダンマヴァティー国
 シッタン川河口タトゥーンを中心

11世紀  ビルマ族、タイ族の南下
 ハンサーヴァティー国、スダンマヴァティー国の滅亡。
 ビルマ族には文字と宗教、タイ族には上座部仏教が伝わる。

13世紀  
 ハリプンジャヤ国、タイ族に滅ぼされる。
 カンボジアのアンコール帝国のクメール美術に影響を与える。

1287〜1539  ペグー朝
 マルタバンの領主ワレルが建設 

13世紀末
 ペグーでパーリ語法典編纂 → インドシナ上座部仏教国の法律の規範となる。

16世紀半ば以降
 モン族の政治的独立失われる

1740
 独立を宣言、フランス東インド会社に援助を求めるが敗退。

1773
 モン族(タライン族)の反乱。一時ラングーンを占拠 → 間もなくビルマ軍により掃討される。

それ以来政治勢力としては力を失う。
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©1998 早崎隆志 All rights reserved.
更新日:1998/08/31

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