インドネシア・ポップス小事典
 
       Bill & Brod   
  【ビル・ダン・ブロッド】  

[ポップス・グループ]

 1980年代に人気のあったグループ。
 男性3人、女性一人のユニットで、リーダーは画家の被るような帽子を被り、トレードマークにしていた。
 なお、「&」は英語の「アンド」であるべきだが、インドネシアの人々はインドネシア語で「と」を意味する「dan」と読む。

 軽くポップでアップテンポな曲を作る(いずれの曲もArie WibowoとBill & Brodの共作)
 アレンジは現在の感覚からすると安っぽいシンセサイザーの音を多用し、薄っぺら。

= 主なヒット曲 =

  • Madu dan Racun (蜜と毒) (1985)……Bill & Brodといえばこの曲と言われるほどの代表曲。「右手にある蜜と左手の毒、お前はどちらをくれるのかな」といった単純な内容の歌で、ノリの良さ、軽さ(ポップさ)、覚え易さで1985年秋から全列島的に大流行し、カセットの売上は200万本に達した。広大なインドネシア領全域に浸透した史上最初のヒット曲である。
     なお、利益のほとんどがプロデューサーのふところに入ってしまったため、作曲者との間で一悶着あったらしい。
  • Singkong dan Keju (芋とチーズ)……「ぼくは芋が好物。だけど彼女はチーズが好き」と、昔ながらの伝統を大事にする人々と、欧米風文化の食事を好む人々との価値観の相違を浮き立たせた曲。
  • Astaga (おお神よ)
  • Cinta dan Badai (愛と嵐)

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©2000 早崎隆志 All rights reserved.
更新日:2000/11/15

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